専門家会合 登壇のお知らせ(12月16日)

石川信一教授が日本医療政策機構主催の専門家会合に登壇いたします。

こどものメンタルヘルスを包括的に支援することの重要性について議論を行います。

ご興味のある方は、参加お申し込みの上、ご視聴ください。

【こどもの健康プロジェクト 第1回専門家会合「こどもの権利を尊重したメンタルヘルス教育プログラムとサポートシステムの構築」
こどものメンタルヘルスに対するライフコースアプローチを考える~】
■日時:2021年12月16日(木) 18:00-20:00
■場所:Zoom Webinar
■主催: 日本医療政策機構
■助成元:公益社団法人 日本財団
■ご参加方法
■イベント概要
COVID-19の流行により、世界的にこどものメンタルヘルスへ注目が集まっています。2020年5月には国連がCOVID-19感染拡大下におけるこどものメンタルヘルスに関するレポートを公表し、多くの国々で、外出制限に伴いこどもの集中力低下や情緒不安定、神経質な状態などの変化が報告されていることが明らかになりました。日本でも、国立成育医療研究センターの「コロナ×こどもアンケート第4回調査報告書」において、回答した小学4~6年生の15%、中学生の24%、高校生の30%に、中等度以上のうつ症状があったことが示されており、COVID-19によるこどものメンタルヘルスへの影響は、喫緊の課題となっています。また昨今、メンタルヘルスに限らず、こどもを取り巻く医療の在り方は、医療政策課題の大きなテーマとなっています。すべての妊産婦の妊娠期から子育て期、そしてこどもの出生後から成人期までの成育過程において切れ目のない医療・福祉等の提供、支援が求められています。

日本医療政策機構においても、2020年度より社会的モメンタムを促進し、我が国のこどもの健康に貢献すべく、国内外のステークホルダーとの連携による議論の喚起や、調査研究によるエビデンス創出に基づく政策提言を行うため、こどもの健康プロジェクトを立ち上げ、活動を進めてまいりました。2021年度からは、当機構のメンタルヘルスプロジェクトで得られた知見を基に、さらに発展させるべく「こどものメンタルヘルス」に関する取り組みをスタートしました。本専門家会合では、こどもの健康・こどものメンタルヘルスを取り巻く政策課題やその解決策についてマルチステークホルダーによる議論を行います。第1回では、こどものメンタルヘルスをライフコースアプローチで包括的に支援することの重要性について議論を行います。
会合の詳細は、下記よりご参照ください。